2014年1月31日金曜日

BRAFA

 アートフェアに。Tour & Taxiという会場名としても不思議な以前は倉庫だった場所で行われている展示。ジュエリー、家具、絵画、陶磁器、銀器などから、アフリカの民芸品、モダンアートまで様々なものがありました。仕事の一環だったので平日の夕方に行ったのですが、結構な人出。それでも、土日や、招待客のみの初日は相当混雑してゆっくり観られないそうです。

 アフリカが招待国になっているといわれていたのですが、それほど、アフリカ色が強いわけではなく、一画にアフリカの展示がある程度。絵画は、ミロ、ビュッフェ、ブリューゲルなど非常にメジャーなものも。日本関連では、襖絵・屏風絵を出しているところ、兜などをだしているところ、そしてパリのギャラリーで、日本人離れしていましたが日本人の方が経営されているところ。日本人の方経営のギャラリーはもう1か所ありましたが、こちらは扱われているものがビュッフェなどフランスの画家の絵画ばかり。パリのギャラリーの方は、広重などの浮世絵が中心。それに、非常に貴重な、初代在京フランス大使のしたためた俳句の巻物や、素晴らしい漆の作品などを出展されていました。いろいろとお話を伺うことができたのも収穫でした。昨年別のアートフェアで出展された浮世絵はまとめてルーブル美術館が購入されたそう。アートフェアは、美術館に展示されるレベルのすばらしいものが、ある意味無造作に、非常に間近に観られる位置にあり、財力さえあれば購入することもできる、というところがすごい、と思います。20カラット近いダイヤモンドなど、ため息がでそうなジュエリーもたくさんありましたが、とても手はでませんが。。。






 ベルギーは市場は小さいものの、年々、こちらのアートフェアもグレードアップしているそう。実は、最初から興味があったものの、入場料が高くて二の足を踏んでいたのですが、結局、仕事にも関連するということで行くことにして、入口で知らない方から招待券をちょうだいし、無料で観られたということもありラッキーでした。

 来週には、Affordable Art Fairという、こちらは手の届きそうなモダンアートを扱うフェアもありますが、今回は本当にレベルの高い作品が多く、目の保養になりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿